癌闘病記個人的なことを書いてますので、適当に読み飛ばしてください。わたしの父は、4年前に膵臓癌で他界しました。享年66歳。 写真は4年前、今の家を建てる時の地鎮祭のときのものです。このとき既に癌におかされていました。非常に息が臭いというか、死臭みたいな息。何を食べたら、こんなに臭くなるの?と思うくらい。父はその前にクモ膜下出血で入院したことがあります。そのときも長時間の手術で深夜にまでかかりました。 クモ膜下出血は、死亡することもあるということは知っていたので、助かった、そして後遺症もなく、幸運でした。 父の姉が、同じ膵臓癌で先に亡くなってます。そのときに尿の色がコーヒー色だったことを聞いていた父は、おそらく時自分も同じ症状なので姉と同じ膵臓癌では?と思っていたと思う。 スポーツクラブから帰ってきて、母が困ったと私に言ってきた。買い物を頼んだのに、なぜか○○クリニックから、黄疸がでているので紹介状を持ってすぐに病院へ行きなさいという電話がきたそうです。 父は、確信していたとは思うけれど診察受けてないから、内緒で町医者に行ったと思う。 翌日水曜日は偶然にわたしは休みだったから、病院に父を連れていった。長時間の検査の結果は、黒に近い灰色の多分癌でしょうと診断された。即入院。わたしは入院のための準備で自宅に帰って支度したり・・・。 手術は午前10時から夜10時くらいまで行われたと記憶してます。今でも忘れることが出来ないのは、心配している周りの人を気遣いながら、そんなに心配するなよ!大丈夫だよ!と、どちらが手術をうけるのかわからない・・・父の姿。 お昼過ぎに手術中の医者とミーティング。お腹を開いてみましたが病状は進行していて余命は三ヶ月くらいと言われた。 医者に告知されるなんて、ドラマを見ている感じだけど、現実なんだ。 そのとき、わたしは軽く考えていた。癌でも、最近は直ることも多いからと。 手術が終わったころに新居が完成して、病院で引き渡しの手続きが行われた。新築するときに、新築完成時に、まさか病院で手続きするとは思わなかったよ。ハウスメーカーの担当者も同じように思ったと思う。 家の引き渡しは、ほとんどの人が大安を選ぶそうです。社長さんだと仏滅を選ぶそうです。これ以上悪いことが起きませんようにと・・。 わたしも、仏滅を選んで引き渡しを病院で術後の父を交えて行いました。 結果的に、家を新築するぞ!と言った父は、入退院の三ヶ月を新居で過ごしたまま、旅立ちました。わたしは新築中、新居が完成と同時に新居に仏壇を入れなければいけないと覚悟してました。 三ヶ月だけでも新居で過ごせただけでも、父は幸運だと思います。 手術後に退院して、新居で撮影しました。 今は懐かしい思い出です。 ジャンル別一覧
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